eio_seek

(PECL eio >= 0.5.0b)

eio_seekfd で指定したファイル内でのオフセットを、offsetwhence に従って移動する

説明

eio_seek ( mixed $fd , int $offset , int $whence [, int $pri = EIO_PRI_DEFAULT [, callable $callback = NULL [, mixed $data = NULL ]]] ) : resource

eio_seek() は、fd で指定したファイル内でのオフセットを、offsetwhence で指定した位置に移動します。whence の意味は次のとおりです。

  • EIO_SEEK_SET - 戦闘から offset バイトの位置に移動する。
  • EIO_SEEK_CUR - 現在の位置から offset バイト進める。
  • EIO_SEEK_END - ファイルの末尾から offset バイト進める。

パラメータ

fd

ストリーム、ソケットリソース、あるいは数値で表したファイルディスクリプタ。

offset

読み込みの開始位置。

length

読み込むバイト数。

pri

リクエストの優先順位。EIO_PRI_DEFAULTEIO_PRI_MINEIO_PRI_MAX あるいは NULL を指定します。 NULL を渡した場合、pri は内部的に EIO_PRI_DEFAULT となります。

callback

callback 関数が、リクエスト終了時にコールされます。 この関数のプロトタイプは、

void callback(mixed $data, int $result[, resource $req]);
に一致しなければなりません。
data

は、リクエストに渡すカスタムデータです。

result

にはリクエスト固有の結果が格納されます。基本的には、対応するシステムコールが返すそのままの値となります。

req

はオプションで指定するリクエストリソースです。 eio_get_last_error() のような関数で使えます。

data

callback に渡す任意の引数。

返り値

eio_seek() は、成功した場合にリクエストリソースを返します。エラー時に FALSE を返します。