exit

(PHP 4, PHP 5, PHP 7)

exitメッセージを出力し、現在のスクリプトを終了する

説明

exit ([ string $status ] ) : void
exit ( int $status ) : void

スクリプトの実行を終了します。 シャットダウン関数オブジェクトのデストラクタ は、exit がコールされた場合にも実行されます。

exit は言語構造です。 status を指定しない場合は括弧なしでコールできます。

パラメータ

status

status が文字列の場合は、この関数は終了直前に status を表示します。

statusinteger の場合は その値が終了ステータスとして使われ、表示はされません。終了ステータスは 0 から 254 までの値でなければなりません。終了ステータス 255 は PHP に予約されており、使用してはいけません。ステータス 0 は、 プログラムを正常終了させる際に使用します。

返り値

値を返しません。

例1 exit の例

<?php

$filename 
'/path/to/data-file';
$file fopen($filename'r')
    or exit(
"ファイル ($filename) をオープンできません");

?>

例2 exit でステータスを指定する例

<?php

// 正常終了
exit;
exit();
exit(
0);

// エラーコードつきの終了
exit(1);
exit(
0376); // 八進数

?>

例3 シャットダウン関数やデストラクタが実行される例

<?php
class Foo
{
    public function 
__destruct()
    {
        echo 
'Destruct: ' __METHOD__ '()' PHP_EOL;
    }
}

function 
shutdown()
{
    echo 
'Shutdown: ' __FUNCTION__ '()' PHP_EOL;
}

$foo = new Foo();
register_shutdown_function('shutdown');

exit();
echo 
'これは出力されません。';
?>

上の例の出力は以下となります。

 Shutdown: shutdown()
 Destruct: Foo::__destruct()
 

注意

注意: これは、関数ではなく 言語構造のため、可変関数 を用いて コールすることはできません。

注意:

この言語構造は、die() と等価です。

参考