pg_fetch_array

(PHP 4, PHP 5, PHP 7)

pg_fetch_array行を配列として取得する

説明

pg_fetch_array ( resource $result [, int $row [, int $result_type = PGSQL_BOTH ]] ) : array

pg_fetch_array() は、取得した行(レコード)を 配列で返します。

pg_fetch_array() は拡張版の pg_fetch_row() です。結果配列のフィールド番号に 対応する要素にデータを格納し、それに加えてフィールド名をキーとした 連想配列にも格納します。デフォルトで、両方ともが有効になっています。

注意: この関数は、 NULL フィールドに PHPの NULL 値を設定します。

pg_fetch_array() は、 pg_fetch_row() に比べてきわめて遅いというわけでは 「ありません」。そして、きわめて簡単に使用できます。

パラメータ

result

pg_query(), pg_query_params() あるいは pg_execute() から返される PostgreSQL の クエリ結果リソース。

row

取得する行番号。最初の行は 0 です。省略したり NULL を指定したりした場合は、 次の行を取得します。

result_type

result_type は、返り値の形式を制御する オプションのパラメータです。result_type は定数であり、次の値のどれかとすることが可能です。 PGSQL_ASSOCPGSQL_NUM および PGSQL_BOTHPGSQL_NUM を使用すると、pg_fetch_array() は数値添字の配列を返します。また、PGSQL_ASSOC を使用すると連想配列形式で返します。PGSQL_BOTH がデフォルト設定で、これは数値添字の配列と連想配列の両方を返します。

返り値

0 から始まる数値添字の配列か連想配列(フィールド名をキーとする)、 あるいはその両方を返します。配列の各要素の値は文字列です。 データベースの NULL 値は、NULL として返します。

row が結果の行数より大きい場合や行が存在しない場合、 そしてそれ以外のエラーが発生した場合は FALSE を返します。

例1 pg_fetch_array() の例

<?php 

$conn 
pg_pconnect("dbname=publisher");
if (!
$conn) {
  echo 
"An error occurred.\n";
  exit;
}

$result pg_query($conn"SELECT author, email FROM authors");
if (!
$result) {
  echo 
"An error occurred.\n";
  exit;
}

$arr pg_fetch_array($result0PGSQL_NUM);
echo 
$arr[0] . " <- Row 1 Author\n";
echo 
$arr[1] . " <- Row 1 E-mail\n";

// row パラメータはオプションです。result_type を指定
// したい場合は NULL を渡しておきます。pg_fetch_array を続けてコール
// すると、次の行を取得します。
$arr pg_fetch_array($resultNULLPGSQL_ASSOC);
echo 
$arr["author"] . " <- Row 2 Author\n";
echo 
$arr["email"] . " <- Row 2 E-mail\n";

$arr pg_fetch_array($result);
echo 
$arr["author"] . " <- Row 3 Author\n";
echo 
$arr[1] . " <- Row 3 E-mail\n";

?>

参考