インストール要件

PHP 5.5+ は、Windows 2008/Vista, or 2008r2, 2012, 2012r2, 2016 or 7, 8, 8.1, 10 で動きます。32ビット (x86) と64ビット (x64) のどちらでも動きます。PHP は Windows RT/WOA/ARM 上では動きません。 PHP 7.2.0 以降、Windows 2008 および Vista はもはやサポートされません。

PHP は Visual C ランタイム (CRT) を必要とします。これを必要とするアプリケーションは多いので、おそらく既にインストールされているでしょう。

PHP 5.5 および 5.6 が必要とするのは VC CRT 11 (Visual Studio 2012) です。» https://www.microsoft.com/en-us/download/details.aspx?id=30679 を参照ください。

PHP 7.0+ が必要とするのは VC CRT 14 (Visual Studio 2015) です。» https://www.microsoft.com/en-us/download/details.aspx?id=48145 を参照ください。

x86 版のビルドには x86 版の CRT を、そして x64 版のビルドには x64 版の CRT が必要です。

CRT が既にインストール済みである場合はインストーラがそれを検出して通知してくれます。この場合、インストーラは何も手を加えません。

CRT のインストーラはコマンドラインオプション /quiet および /norestart に対応しているので、スクリプトで自動実行させることもできます。

VC11 CRT は、DLL をローカルマシンからリモートマシンにコピーすることもできます (`コピーデプロイメント` 方式のインストール)。そうすれば、リモートマシン (アクセス権限が制限されているウェブサーバーなど) でインストーラを実行する必要がなくなります。 http://www.sitepoint.com/install-php53-windows/ を参照ください。

VC14 CRT は、`コピーデプロイメント` 方式のインストールに対応していません。VC14 CRT は大量の DLL で構成されています (その多くは api-* で始まるファイル名です)。これらすべてのファイルをコピーしても、さらに作業が必要となるでしょう (リソースハッカーなどのツールを使って、コピーする DLL の一覧を取得してみましょう)。