実行時設定

php.ini の設定により動作が変化します。

Memtrack 設定オプション
名前 デフォルト 変更可能
memtrack.enabled "0" PHP_INI_SYSTEM
memtrack.soft_limit "0" PHP_INI_ALL
memtrack.hard_limit "0" PHP_INI_ALL
memtrack.vm_limit "0" PHP_INI_ALL
memtrack.ignore_functions "" PHP_INI_SYSTEM
PHP_INI_* モードの詳細および定義については どこで設定を行うのか を参照してください。

以下に設定ディレクティブに関する 簡単な説明を示します。

memtrack.enabled boolean

この拡張モジュールを有効あるいは無効にします。デフォルトは 0、つまり無効です。

memtrack.soft_limit int

ソフトメモリリミット。

この拡張モジュールは、op_array の実行前後のメモリ消費量を調べ、 その差がハードリミット以上になった場合に警告を発します。 ただし、その関数が無視されていない場合のみです。

このオプションを 0 にすると、ソフトリミットとハードリミットの両方の警告が無効になります。 デフォルト値は 0、つまり警告は一切発生しません。

memtrack.hard_limit int

ハードメモリリミット。

この拡張モジュールは、op_array の実行前後のメモリ消費量を調べ、 その差がハードリミット以上になった場合に その関数が無視されていたとしても 警告を発します。このオプションを 0 にするとハードリミットの警告が完全に無効となります。 デフォルト値は 0、つまり警告は一切発生しません。

memtrack.vm_limit int

仮装メモリリミット (プロセスに対して設定します)。

このリミットをチェックするのはシャットダウン時のみです。 値がこのリミット以上であった場合に警告を発します。

このオプションを現在サポートしているのは、mailinfo() 関数が使用可能な OS (Linux など) のみです。

memtrack.ignore_functions string

カンマあるいはスペースで区切った関数名の一覧。 ここで指定した関数は soft_limit で無視されます。 大文字小文字は区別されます。また、クラスメソッドは class::method 形式で指定します。